平成30年5月東京都民銀行・株式会社八千代銀行・株式会社新銀行東京が合併し、株式会社きらぼし銀行が誕生しました。
旧八千代銀行の不動産担保ローンは、きらぼし銀行では「不動産担保ローンⅡ」という商品名になっています。
旧東京都民銀行の「不動産担保ローンⅠ」はこちら⇒
旧八千代銀行の不動産担保ローンは三井住友信託銀行の子会社で不動産担保ローン最大手の一つである三井住友トラスト・ローン&ファイナンス（三井住友トラストL&F）との提携保証商品です。
個人向けの不動産担保ローンです。
銀行の不動産担保ローンですから貸金業法の総量規制の対象外（借り換え・おまとめ）でも利用できます。
不動産担保ローン大手の三井住友トラストL&Fが主に不動産評価することで審査をスピーディにしています。
契約（金銭消費貸借契約）はきらぼし銀行との契約になります。
抵当権は三井住友トラストL&Fが設定します。
きらぼし銀行の不動産担保ローンは個人向けの借り換え・おまとめに向いています。
⇒不動産担保ローンの金利情報はこちら
＜きらぼし銀行（旧八千代銀行）の不動産担保ローンⅡ商品概要＞
| 金融機関名 | きらぼし銀行（旧八千代銀行） |
| ローン名 | 不動産担保ローンⅡ |
| 対象 | 個人 申込時年齢満20歳以上70歳未満の方(完済時年齢80歳未満) |
| 金利（年率） | 変動金利 3.9％、5.2％、6.8％、7.8％、8.8％ |
| 借入上限額 | 8000万円 |
| 最長借入期間 | 25年 |
| 返済方法 | 元利均等返済 |
| 担保 | 三井住友トラスト・ローン＆ファイナンス（株）を抵当権者とする抵当権を設定 |
| 資金使途 | 自由（事業性資金不可）、おまとめ・借り換え可 |
| 保証人 | 原則として不要 |
| 保証会社 | 三井住友トラスト・ローン&ファイナンス（株） |
| 保証料 | なし（金利に含む） |
| 事務手数料 | 融資金額の1.1％（税込み） 保証手数料：融資金額の1.1％（税込み） |
| 繰上返済手数料 | 要確認 |
| その他 | |
| 平成30年5月 |
＜きらぼし銀行（旧八千代銀行）の不動産担保ローンⅡの特徴＞
個人向け、個人事業主の事業資金不可
審査はスピーディ
銀行融資なのでノンバンクの総量規制関係ない
資金使途が自由、借り換え、おまとめ可
融資上限額も最大8000万円とワイド
金利は年3.9％からの低金利
融資手数料と保証手数料が合わせて融資額の2.0％
最長25年の住宅ローン並みの長期返済有り
物件地域は大都市圏（要確認）
三井住友トラストL&Fの保証（審査）
抵当権は三井住友トラストL&Fが抵当権者での設定です
＜きらぼし銀行（旧八千代銀行）の不動産担保ローンⅡの注意事項＞
金利はホームページの最下限金利が適用されるとは限りません。
事前審査の回答も早いですが書類のやり取りなどで借入まで数週間かかる場合もあります。
担保地域は最初に確認してください。どんな不動産でも担保になるわけではありません。
不動産の評価も自分が期待するほど高くなく掛け目が入って希望する融資金額が出ない場合もあります。
不動産担保ローンは（根）抵当権設定の登記費用もかかります。
返済が滞れば当然ですが担保不動産を売却せざるを得ない場合があります。
八千代銀行は大正13年設立の有限責任住宅土地信用購買組合調節社（後の代々木信用金庫）が前身です。
昭和16年に設立された保証責任町田町信用組合（後の東神信用金庫）と昭和29年代々木信用金庫が合併し八千代信用金庫誕生します。もとは信用金庫でした。
そして平成3年普通銀行転換により八千代銀行誕生します。
平成26年5月2日に八千代銀行と地方銀行の東京都民銀行が平成26年10月1日付で経営統合のための共同持ち株会社を設立することを発表、平成26年10月東京都民銀行と経営統合し、共同持株会社「東京TYフィナンシャルグループ」を設立。
平成28年4月1日株式会社新銀行東京とも経営統合。
そして、東京都民銀行と八千代銀行と新銀行東京の3銀行が平成30年5月1日に合併し「きらぼし銀行」に生まれ変わりました。「東京TYフィナンシャルグループ」は「東京きらぼしフィナンシャルグループ」に商号変更しています。
八千代銀行と東京都民銀行はともに東京を地盤としますが、店舗の重複エリアは少ないようです。
また東京都民銀行が中堅・中小企業の顧客層が高いのに対し、八千代銀行は中小企業・個人事業主・個人の顧客層が強く、統合によって顧客層がさらに厚くなるというメリットもあるようです。
さらに東京都とのつながりが強い新銀行東京が加わります。
八千代銀行の不動産担保ローンは、三井住友信託銀行の子会社で不動産担保ローン最大手の一つである三井住友トラスト・ローン&ファイナンス（株）との提携商品です。
平成18年八千代銀行は住友信託銀行（現三井住友信託銀行）と業務・資本提携契約を締結しています。
東京TYフィナンシャルグループは平成28年6月、三井住友信託銀行株式会社と業務・資本提携契約を締結しています。
＜きらぼし銀行の会社概要＞
| 金融機関名 | 株式会社きらぼし銀行 （旧八千代・東京都民銀行・新銀行東京） |
| 本店所在地 | 東京都港区南青山三丁目10番43号 |
| 代表者 | 取締役頭取（代表取締役）渡邊壽信 |
| 店舗数 | 164店舗 |
| 資本金 | 437億円 |
| 設立日 | 2018年5月（創立は1924年12月八千代銀行） |
| 株主（持株比率） | 東京きらぼしフィナンシャルグループ100% 平成26年10月東京都民銀行と八千代銀行が経営統合し、共同持株会社「東京TYフィナンシャルグループ」を設立。 平成28年4月新銀行東京と経営統合。 平成30年5月東京都民銀行・株式会社八千代銀行・株式会社新銀行東京が合併し、株式会社きらぼし銀行が誕生。 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループに商号変更。 |
| ホームページ | https://www.kiraboshibank.co.jp/ |
| 平成30年5月 |