流通大手のイオンとセブンアンドアイグループでそれぞれ運営しているイオン銀行とセブン銀行もその他の銀行、新たな形態の銀行、ネット銀行に該当します。
セブン銀行はセブンイレブンやイトーヨーカドーを運営する大手流通企業グループ「セブン&アイ・ホールディングス」傘下のネット銀行です。2001年（平成13年）4月10日アイワイバンク銀行として設立され、2005年10月11日に、株式会社セブン銀行に商号変更しています。
サービスの中心はセブンイレブンなどに設置しているATM網で、主な収益源はそのATMより、提携先金融機関や利用者から得られる利用手数料です。
ローンサービスには現状は力は入れていません。
カードローンのサービスがある程度です。
おそらく不動産担保ローンに進出することもないのではないかと思われます。
株式会社イオン銀行は2006年（平成18年）5月15日設立のイオングループの銀行です。
ATM主体のセブン銀行と異なり、イオングループの店舗にATMも店舗も設置しています。
大型ショッピングセンター(SC)イオンモールなどには、暮らしのマネープラザを設け、銀行店舗や保険の店舗もあり対面サービスに力を入れています。
取扱商品も預金口座の他、一般の銀行同様に投資信託あるいは各種個人向け融資を窓口で扱っています。
一般的な銀行としての性格も強いですが、イオンカードとショッピングとの連携や、3時までの普通の銀行とは違い、年中無休で9時まで営業し、土日の買物途中に立ち寄れ、無料のローン相談会や資産運用セミナーも頻繁に開催しています。
ローンサービスは住宅ローン、カードローン等に力を入れています。
セブン銀行と違いイオン銀行の方が不動産担保ローンに進出する可能性があるかもしれません。