2019年は地方銀行のトップが相次いで交代しています。
すでに後退した頭取や6月株主総会で交代する頭取は下記の15行を確認しています。
大垣共立銀行など在任期間が10年を超える頭取の交代が目立つのも特徴です。
地方経済の縮小、地方の人口減や長期化する低金利に苦しむ地方銀行は金融庁から再編を含む経営改革を迫られています。
業績、財務指標、株価は低迷し、市場も圧力を強めているといえるでしょう。
経営改革が道半ばでの交代も多く、新経営陣はいきなり難題と向き合うことになります。
<2019年に頭取が交代した主な地銀と新頭取>
大垣共立銀行 境敏幸
南日本銀行 斎藤真一
武蔵野銀行 長堀和正
北都銀行 伊藤新
千葉興業銀行 梅田仁司
大光銀行 石田幸雄
鹿児島銀行 松山澄寛
長野銀行 西沢仁志
群馬銀行 深井彰彦
中国銀行 加藤貞則
筑波銀行 生田雅彦
長崎銀行 開地龍太郎
熊本銀行 野俊巳
愛知銀行 矢沢勝幸
北九州銀行 嘉藤晃玉