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不動産担保ローンの特徴は?安心・便利な銀行・ノンバンクの不動産担保ローン選びをお手伝い

2024年銀行・信金・信組・ノンバンクの不動産担保ローン

不動産担保ローンの基礎知識

不動産担保ローンの金利(金利の種別 固定金利・変動金利・固定金利選択型 特徴・メリット・デメリット 金利の比較検討)

銀行・信金・信組・ノンバンク各金融機関の不動産担保ローンの金利をチェックしてみると、変動金利と固定金利の2種類にわかれています。
また最近は固定金利と変動金利の中間ともいえる、固定期間付変動金利、金利上限付き変動金利など、顧客のニーズに合わせた金利設計のローン商品も増えてきました。
固定金利を選ぶか、変動金利を選ぶか、それによって将来金利が上がったどうすると不安な毎日を過ごしたくないものです。
全ての金融機関が変動金利や固定金利、固定期間付変動金利などと取り揃えているわけではありません。
固定金利しか扱っていない金融機関、変動金利しか扱っていない金融機関もあります。
ノンバンク、一部の信用組合では固定金利しか扱っていません所もあります。
また、ホームページ上でローン金利を掲示している金融機関が増えてきましたが、そうでないところもあります。
不動産担保ローンに力を入れている金融機関は、ローン商品情報や金利情報を分かりやすく掲示し、積極的に更新もしています。
不動産担保ローンは各金融機関で顧客獲得競争が激しくなってきている商品です。
大手銀行、地方銀行、信金・信組、そしてノンバンクの金利は大銀行ほど、大手ほど金利が安く、小さい金融機関の金利は高い傾向がありましたが、今はそうではありません。
さらに各社金利キャンペーンや、取引先特典などを設けてきています。
不動産担保ローンを検討する時は、キャンペーン情報や金融機関ごとの比較検討もお忘れなく。

金利タイプは「変動金利」がいいか「固定金利」がいいか?
この質問はローンを考える上で究極のテーマかもしれません。
それぞれの特徴や注意点、メリット・デメリットを考えます。

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<固定金利の特徴・メリット・デメリット>

「固定金利」は借入れから期限までの間、金利が固定されるタイプです。
金利が一定なので、返済も安定し、世の中の経済状況や金融状況を気にする必要もあまりありません。
景気がよくなったりインフレの影響で金利が上昇した場合でも、最初に設定した金利のままで済みます。
逆に不景気や金融緩和で市場金利がさらに下がった場合、金利低下の恩恵を受けることは難しくなります。
また「固定金利」は「変動金利」よりも金利が高く設定されている傾向があります。
「固定金利」でも全期間同じ場合と「固定金利選択型」といって固定期間によってさらに金利が分けられている場合もあります。
その場合も、固定金利期間3年より5年、5年より10年、10年より15年の方が金利は高く設定されているのが通常です。

<変動金利の特徴・メリット・デメリット>

変動金利とは、金融機関が定める基準金利に一定の変動幅(スプレッド)を加えた金利をいいます。
その基準金利は多くの金融機関が3月と9月とか、年2回見直しをします。
金融機関が定める基準金利も短期プライムレートをベースにする場合、長期プライムレートを基準にする場合、金融機関独自の金利体系を基準金利とする場合、金融機関の住宅ローン金利を基準金利とする場合など、様々です。
変動金利の金利を見るときは、変動幅(スプレッド)と、基準金利が何がベースかを確認する必要があります。
金利は「固定タイプ」よりも低く設定されていますが、総返済額が金利動向によって増減するため返済計画が立てにくい点はデメリットと言えます。
急激に金利が上がった場合、ローン残高がまだたくさん残っていると返済額も大幅にアップしてしまうおそれがあります。
超低金利時代が長く続き、低金利が当たり前のような状況ですが金利の動向を注視しつつ、一部繰上返済できるよう資金の準備も心がけてください。
もちろん、返済中に金利水準が下がると月々の返済額も減りますが(または返済額は同じままで元金返済部分が増える)、すでに超低金利の時代ですから、それほど大きく金額は減らないと考えた方がいいでしょう。

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<固定期間付変動金利・固定金利選択型の特徴・メリット・デメリット>

最近は固定金利と変動金利の中間ともいえる、固定期間付金利など、顧客のニーズに合わせた金利プランのローン商品も増えてきました。
固定金利選択型ローンは、「固定期間設定型ローン」や「固定金利特約付ローン」とも呼ばれ、一定期間だけ金利を固定する特約を付けたローンのことです。
当初は住宅ローンなどで取り扱われていましたが、特に銀行の不動産担保ローンでも増えてきました。
固定金利選択型は、金融機関によって異なりますが、金利を固定できる期間は2年・3年・5年・7年・10年などから選べるようになっています。
また、固定金利期間中の変動金利への変更はできませんが、当初選択した固定金利期間が終了すると、再度、固定金利選択型か変動金利型かを選べる所と、変動金利型しか選べない所とがあります。
ただ、例えば5年後に金利が上昇していた場合、固定金利を再度選択するにしても、変動金利に切り換えるにしても、金利が上昇することにはかわりません。
固定金利特約期間終了後の返済額が確定できず、適用金利の変更による返済額が大幅に上昇してしまう場合もあります。
その場合、元金がなかなか減らなくなり、当初の金利の時と同じ返済額では収まらなくなってしまいます。
固定金利期間終了後の対応は良く確認してください。
できれば、固定期間の更新時に元金の繰上弁済をするとかして、金利の低いうちに低金利で固定化しながら、金利上昇時のことも考えておくこと大切です。
一定期間、安定した返済プランを立てながら、将来の金利動向を見極めたい方におすすめです。
金融機関では、キャンペーン優遇金利や取引特典を適用して、当初の固定金利期間の終了後も一定の金利優遇が受けられる仕組みを用意している所もあります。

<選ぶなら金利タイプは「変動金利」か「固定金利」か>
「変動金利」と「固定金利」のどちらがいいか、とは一概に言えませんが、長期の不動産担保ローンを組む場合、私個人的には「固定金利」「固定期間の長い変動金利」を選びます。
理由としては
・現在の金利はすでにとても低い水準
・これ以上金利が低下しても利息の減少はそんなでもない
・長期の不動産担保ローンでの金利上昇リスクは抑えた方がいい
やはり固定にしておいた方が安全だし、これ以上低金利になることを期待するよりは、金利が上がるリスクを考えた方が無難。
今の金利水準であれば金利の安いうちに、固定タイプで借りるというのが正解だと思います。
金利や融資条件の比較検討、キャンペーン情報のチェックは必ず行ってください。


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