個人の不動産担保ローンは利用は金額が高額になるため年収の1/3の総量規制にかかるケースが多くあります。
個人の不動産担保ローンは大抵が総量規制の「適用除外」「例外」に該当します。
総量規制の「適用除外」「例外」でも、収入を明らかにする書面やその資金使途に至った内容の書類などが必要です。
不動産担保ローンの適用除外では、
・不動産購入やリフォーム資金・・・
月々の元利金返済額が月収の何パーセント以内(目安はおおむね30%)
投資不動産購入、収益不動産購入の場合は、その賃料収入で返済ができるか
不動産の売買契約書又は建設工事・リフォームの請負契約書や見積書
・高額療養費
医療機関からの療養費の請求書又は見積書
・自宅以外の不動産担保・・・
月々の返済額が払えるか
元金一括返済の場合はその返済原資は何か
賃貸中であれば賃貸借契約書
・売却不動産代金返済つなぎ資金・・・
元金は不動産売却代金で返済するわけですが重要なのは不動産の評価、本当に売却できるのか
不動産の価格の算出の根拠を記載した書面や担保の不動産の売買契約書又は売買の媒介契約書
などの書面が必要です。
不動産担保ローンの例外規定の場合
・有利借り換え(おまとめローン)・・・
長期分割返済の月々の元利金が月収の何パーセントか
借換え前の返済予定表と借換え後の返済予定表
・借入残高を段階的に減少させるための借換え(おまとめローン)・・・
長期分割返済の月々の元利金が月収の何パーセントか
借換え前の返済予定表と借換え後の返済予定表
不動産担保ローンで借りる場合、金額も大きく借りられる場合もありますが、当然資金計画に見合った金額を借りる必要があります。
借りすぎには注意してください。
⇒不動産担保ローン基礎知識 一覧へ