本文へスキップ

不動産担保ローンの特徴は?安心・便利な銀行・ノンバンクの不動産担保ローン選びをお手伝い

2024年銀行・信金・信組・ノンバンクの不動産担保ローン

不動産担保ローンの基礎知識

不動産担保ローンの融資限度額(貸金業法の総量規制による融資限度額)

2010年6月に貸金業法が大幅改正され融資の上限金利の引き下げや総量規制の導入が行われました。
貸金業法の総量規制とは個人の人が年収の3分の1以上の借入を原則禁止とした法律です。
例えば年収300万円の人は借入は100万円まで、年収600万円の人は200万円までしか借入ができないことになります。
つまり年収の1/3が融資限度額であることになります。
金融機関が決めるものではなく法律で決められているわけです。

総量規制は、長年の「多重債務問題」を解決することを目的として定められました。
多重債務問題とは複数の借金を抱えすぎて返済できなくなる「多重債務者」が増加した、深刻な社会問題のことです。
借金返済が困難な債務者は、「お金を返すためのお金」をさらに借入する場合も多いのですが、無理な貸付をおこなう闇金融業者問題も発生しました。
借入先が次第に増え、生活が苦しくなり、最悪の場合自殺に追い込まれる人もたくさん現れました。
法律で規制するしかなくなったのです。
総量規制は「債務者を守る」ための決まりなのです。

但しこの貸金業法は貸金業者・ノンバンクが対象ですから、銀行や信金・信組、労金や農協は関係ありません。
貸金業者から個人が借入をする場合に総量規制が関係してきます。
銀行のカードローンは総量規制は関係ありませんが、信販会社やクレジットローン会社のカードローンは総量規制の対象になります。
また、総量規制には様々な例外規定や除外規定が設けられています。
住宅ローンや自動車ローン、不動産担保ローンなどです。
自動車ローンを200万で組んで、既に年収の1/3以上になっている場合、もうキャッシングはできないのか?
クレジットカードで買ったショッピングの代金は総量規制に入るのか?
ノンバンクが総量規制で借入が出来ないからと言って銀行は必ず融資をするとは限りません。
ノンバンクよりも銀行の方が審査が厳しい場合もあります。
借入の限度額を知る為にも、どのようなローンが総量規制の対象になるのか知っておく必要があります。



⇒不動産担保ローン基礎知識 一覧へ


スポンサーリンク





バナースペース


リンクユニット




スポンサーリンク