不動産担保ローンの融資・審査に時間がかかりやすいケースと対処方法(審査をスピーディにするために)。
不動産担保ローンの場合、必要書類がたくさんありますのであらかじめ余裕をもって確認をしておくと大変スムーズに進みます。
<人物(属性)・資金使途>
・借入人と担保提供者が違う場合
⇒担保提供者は通常、借入の連帯保証人になります。
申込人と担保所有者の全員で申込・相談に行った方がベターです。
・借入人と担保提供者に高齢者がいる場合
⇒ローン会社によっては審査不可になる場合もあります。
高齢者は意思能力の確認や医師の診断書が必要になる場合もあります。
・収入が不安定、転職を繰り返している
⇒ローン会社によっては安定した年収***万円以上とか規定がある場合があります。
隠さずに説明してください。
・収入を申告していない
⇒申告、納税後の納税証明書が必要とされる場合があります。
収入が少なく、不安定でも売却つなぎローンは借入できるケースが多いです。
・無担保ローンの残高が多い、債務不履行があった
⇒債務不履行あり=審査不可ではありませんが、何が原因でどう対処されましたか。
カードローンや消費者金融などの残高や月返済額を正確に説明してください。
・資金使途が不明確
⇒売却つなぎローンで資金使途自由であっても資金使途を聞かないわけではありません。
何に使うのか、何のために、誰が使うのかが曖昧であったり、不自然であったりすると誰かに操られれていると思われます。
担保提供の意思がはっきりしない場合も。
投資資金・投機資金が資金使途の場合も同様です。
詐欺同然の怪しい投資資金ではありませんか。
・返済原資が不明確
⇒売却つなぎローンであれば返済原資は明確です。
知人に貸したお金が返ってくる、投資資金の配当が見込めるなどの場合はそのエビデンスが必要となる場合があります。