不動産担保ローンにはいくつかの諸費用が発生します。
銀行・ノンバンク金融機関によって違いますが、あらかじめ内容を良く知ったうえで、誰に払う費用か（金融機関か、司法書士か）、どの時点で払うのか、持参する必要があるのか、融資金から差し引かれるのか、など良く確認してください。
通常は金融機関から事前に諸費用の説明や書面の交付があります。
誰に払う費用なのかによって、その領収書の発行元も変わります。
発行先は金融機関になっているか。
諸費用の領収書には、費用の名目、内容が明確に記載されているか。
諸費用が融資金から差し引かれている場合には、差引後の融資金の金額が記載されているか。
通常登記費用の領収書は司法書士が発行します。
その領収書は登録免許税や司法書士報酬などの項目別になっています。
金融機関が登記費用名目で費用を取ることは本来おかしいことです。
金融機関がいったん預かって、別途司法書士から領収書が発行されることはあります。
不動産担保ローンは金額が大きい分、諸費用も多いと思ってください。
借りる金額と手渡される金額は違う場合があります。
予め諸費用分を計算に入れて資金計画をする必要があります。
諸費用は事前によく確認して、手元に残る金額と、実際に必要な金額をしっかり把握しておきましょう。