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不動産担保ローンの特徴は?安心・便利な銀行・ノンバンクの不動産担保ローン選びをお手伝い

2024年銀行・信金・信組・ノンバンクの不動産担保ローン

不動産担保ローンの基礎知識

不動産担保ローンと諸費用(抵当権設定 登記費用 登録免許税・司法書士報酬)

不動産担保ローンで必要な登記費用とは。
不動産担保ローンは、融資実行時に担保となる不動産に抵当権や根抵当権を設定するので登記費用がかかります。
この登記は通常、金融機関指定の司法書士が行います。
当然この登記費用は債務者持ちで、金融機関に支払う事務手数料とは別に司法書士に支払う費用となります。
登記費用の内訳は抵当権設定の登録免許税等の税金と登記をする司法書士報酬や交通費などの合計額のことです。

登記費用の見積書や請求書は司法書士が作成し、支払い時の領収書は司法書士から通常渡されます。
登記費用は、金融機関に支払う費用ではありませんが、事務手数料と同じように意外と高くつきます。

登記費用は@税金部分(主に登録免許税)とA報酬や交通費部分(司法書士)に大きく分かれています。
見積書や請求書は主に次のような項目で構成されています。

@税金

・登録免許税・・・抵当権の場合  借入額の0.4%
          根抵当権の場合 極度額の0.4%
抵当権の金額が500万円で2万円、1000万円で4万円、3000万円で12万円。

・登記簿閲覧・・・不動産の筆数×450円)
 (融資実行時に担保設定する不動産の登記簿を閲覧して新たな登記がされていないか、差押が付いていたり、登記中で閲覧できないことはないかなどを確認します。このような場合は融資実行は中止となりますし、借入人がその情報を正確に伝えていなかったことになります。)

・登記後謄本・・・不動産の数×600円×2
 (借主分と金融機関への交付分、オンライン請求500円)

A報酬や交通費部分(司法書士)

・(根)抵当権設定・・・概ね数万円かかります。
(借入額によって変わる場合が多いです。司法書士によって異なります)
・調査・・・数千円〜数万円
(事案により異なります。)
・事前閲覧や事後謄本取得の報酬・・・1通数百円〜
・日当・・・数千円〜
(事案により異なります。)

・交通費や通信費・・・立会の場合、抹消先に出向く場合、登記所までの交通費、登記完了後の書類の郵送代(書留郵便)など

@税金とA報酬・交通費など合わせると結構高くなります。
登録免許税の金額プラス10万円前後は加算されるのではないかと思います。
合わせると、借入額が500万円で10万円前後、1000万円で15万円前後、3000万円で20万円前後はかかると思います。
借入金額が大きくなれば登記費用(登録免許税)も高くなりますが、さらに立会場所が多かったり、遠かったり、不動産の筆数が多かったりすると高くなります。

司法書士報酬も、ちょっと高いと思ったら、直接司法書士と交渉するか、金融機関の担当者を通じて金額の相談をされてもいいと思います。


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